「平成30年度千葉県科学技術功労者」に、当財団が推薦しました「関恒雄氏 (株式会社 関鉄工所 代表取締役会長)」が選出され、表彰式が行われました。
関恒雄氏は、「大型難切削部材の高精度・短納期切削技術の開発」に長年携わり、高効率・高精度な加工技術を確立し、企業のものづくり基盤を支え、わが国の産業発展に大きく貢献された功績により、表彰されました。
* 関氏の功績
関氏は、およそ40年前、硬く、耐摩耗性や耐衝撃性に優れるが加工が困難な「難削材」を用いた岩石破砕装置の大型部品加工について打診を受けたことをきっかけに、加工条件の確立に取り組んできました。先端工具の材質・形状、切削条件等の無数の組合せから試行錯誤を重ね、大型難切削部材の高効率・高精度な加工技術を確立したものです。
加工した製品は、産業機械の基幹部品として使用されるなど、各種企業のものづくり基盤を支え、わが国の産業発展に大きく貢献されております。
※ 株式会社 関鉄工所
「千葉県科学技術功労賞」とは・・
長年にわたり科学技術の振興に寄与し、科学技術の進歩、産業の発展、県民生活の向上等に顕著な功績を挙げた者を知事が表彰する制度。
平成30年4月18日(水)14時から、千葉県庁において表彰式が行われました。



