「平成29年度科学技術分野の文部科学大臣表彰の科学技術賞(技術部門)」に当財団が推薦しました「五十嵐一衛氏(株式会社アミンファーマ研究所 代表取締役社長)」が受賞され、千葉市長を表敬訪問しました。

 五十嵐一衛氏は、三大生活習慣病である脳梗塞について、精度の高いバイオマーカーの研究開発に長年携わり、「初期脳梗塞の血中バイオマーカーの開発」により、自覚症状のない初期段階に高精度で発見できる世界初のバイオマーカーを開発された業績により、受賞となりました。

*五十嵐氏の業績

 株式会社アミンファーマ研究所を創業し、脳梗塞の初期段階で高精度に発見できる世界初のバイオマーカーを開発・製品化されました。
 製品である診断キットは、人間ドック、検診、病院(自由診療)等で「脳梗塞リスク評価サービス」として利用されています。
 それにより、これまで画像診断(MRI)のみであった脳梗塞診断が、簡易で廉価な血液検査により診断が可能となったことから、受診者の経済的負担が軽減されるなど、脳梗塞の早期発見に大きく貢献されています。

  

 「科学技術分野の文部科学大臣表彰」とは・・
  科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、もって我が国の科学技術水準の向上に寄与することを目的とし、文部科学省が毎年実施している制度。

  

平成29年4月19日(水)、文部科学省において表彰式が行われ、技術部門受賞者を代表して、松野文科相から表彰状が授与されました。

  

平成29年6月6日(火)、受賞報告のため、千葉市長を表敬訪問しました。