■ 元気企業

 株式会社ファソテック

企業の概要

会社名

(屋号)
株式会社ファソテック代表者代表取締役社長 竹内 淳一
所在地〒261-0023
千葉県千葉市美浜区中瀬1-3幕張テクノガーデンB棟21階
担当窓口取締役
多田 俊二
電話043 - 212 - 2512Eメールinfo@fasotec.co.jp
FAX043 - 212 - 2515URLhttp://www.fasotec.co.jp/
業種情報通信業 / 情報サービス業創業年

(西暦)
1983年
資本金26,586万円従業員数191名
自社PR当社は、創業当時から今日まで、「3次元デジタルデータを活用した製造業の効率化支援」を事業の主軸と位置づけ、自動車業界などのお客様にツールのご提供から活用・運用支援まで一貫したサービスを提供させていただいております。
また、これまで培ってきたデジタル技術を駆使して、「手術に限りなく近いトレーニング環境」を提供いたしております。
技術特性当社社員の8割を占めるエンジニアにより、蓄積された知識・ノウハウを駆使した3次元デジタルデータの活用による、業務効率化、コスト削減、売れる商品作りのための設計製造プロセスの改革をご支援いたします。
事業内容・CAD/CAM/CAE/PDM(PLM)製品のシステム販売・構築サービス・教育
・設計を効率化するシステム開発とエンジニアリングサービス
・3Dプリンタの販売・造形サービス
・デジタル技術・3Dプリンタを活用した、医療分野におけるエンジニアリングサービス
・手術トレーニングシステムの開発・販売

企業の特色・PR

 株式会社ファソテックは、当時既に生産技術の開発と高度な曲面と高精度を要する金型加工技術に携わっていた10人のグループにより1983年6月に創業されました。以来、先進的なプロセスエンジニアリングを基盤として発展を続けている高技術企業です。
 社名のファソテック(FASOTEC)は、「FAのSOftwareとTEChnologyに貢献する」という当社のミッションから名づけられました。
 当社は日本において三次元形状をコンピュータシステムを活用しNC加工を実現した草分けであり、創業時からフランスに本社があるダッソー・システムズ社が開発しております3次元CADソフトウェアの代表的な製品の「CATIA」をデジタル・ツールとして活用し、現在もお客様のプロセス改革を支援しております。

主要な製品サービスの紹介

<お客さまの成果のために私たちができること>

当社は、製造業のお客さまを下支えするため、実践的なコンサルテーション、課題解決に最適なCAD/CAM/CAE/PLM製品の提案から、導入やカスタマイズ、トレーニング、運用が定着した後の技術サポート、エンジニアリング支援まで、お客さまのすべての業務において最適なソリューションを提供しています。

<お客さまが成果を上げるための最良のパートナーへ>

1983年創業時の金型の3次元NC加工から始まり、お客さまのプロセス改革を支援するモノづくりソリューションプロバイダーとして進化を遂げてきました。
国内有数のダッソー・システムズのビジネス・パートナーとして、3次元CADのCATIA販売に携わり、多くのお客さまのプロセス改革を支援させていただきました。
その実績と、モノづくりDNAで、1社1社に最適のソリューションを提供します。私たちは、お客さまと共にお客さまの成長を拡大し続けられる、最良のパートナーであり続けたいと願っています。お客さまに「成果」を上げていただくために必要なあらゆる支援をお約束します。

<3Dプリント造形で最終製品を>

 当社では2016年末より、航空機・レースカーなどの軽量化で注目される連続カーボンファイバーを使用して3Dプリント造形できる、世界初のテクノロジーを実現したカーボンファイバー3Dプリンタ(X7とMARK TWO)の取扱いをしています。
アルミ相当の強度・軽量化を実現できる性能で、これまで金属加工では不可能だった形状の製品を製造可能となりました。従来の3Dプリント造形の利用で多かった機能試作だけではなく、複雑形状の構造部品や生産治具、さらにカスタムパーツや最終製品にまで多くの用途で利用可能です。

<FDMの手軽さで金属パーツを>

さらに2018年より画期的なテクノロジーで、安全で手軽に高品質金属3Dプリントを実現した金属3Dプリンタ(METAL X)も取扱を開始しました。複雑な形状の金属パーツ製造が実現することで、モノづくりの現場に新たな革新を提供可能となりました。
当社では、お客さまが成果を上げるための最良のパートナーとなるべく、常に最新のソリューションをご提供し続けています。

FasoLabTM(ファソラボ)は「手術本番に限りなく近い疑似体験」をコンセプトに、ファソテックが開発した革新的な手術トレーニングプラットフォームです。動物を用いた外科訓練(アニマルラボ)に替わる新たなトレーニングの確立を目指し、手術の質と安全性の向上を実現する本番さながらの「リアルさ」と、それをいつでもどこでも実施できる「手軽さ」の両立を実現しました。

<究極のリアリティーへのこだわり>

FasoLab 臓器モデルは水分を含む特殊なゲル素材でできており、本物の臓器に近い質感を再現しています。そのため、エネルギーデバイスを含む本物の手術器械を操作する際、人体に対して使用している感覚を体感いただけます。

患者さんのサイズ、身体的構造、そして低侵襲手術のトレーニングで重要となる機能を備えたトレーニングボックスと臓器モデルを組み合わせることで、動物を用いた外科訓練では体験できない、より臨床に近い手術環境を提供します。

<安全、かんたん、便利>

従来の手術トレーニングは準備や片付けが大変で、参加者も時間とお金をかけてトレーニング施設へ移動する必要がありました。その点、FasoLab はセットアップが簡単で、使い終わった臓器モデルはそのまま通常ごみとして廃棄できるため、準備と片付けの負担がかかりません。製品はケースに入れて移動・輸送することができ、いつでもどこでも手軽に実施できるトレーニングを実現しました。

<手術にかかわる全ての医療スタッフへ>

幅広い外科専門分野の中から20種以上の豊富な臓器モデルを取り揃えています。縫合・吻合などの部分的な手技習得を目的としたベーシックモデルから、複雑な術式を一気通貫で体験できるハイエンドな臓器モデルまで、それぞれ目的や対象となる習得スキルにマッチしたソリューションを提供します。

<宇都宮エンジニアリングセンターの開設>
自動車メーカーをはじめとする製造業のお客さま向けに、デジタル技術を用いて製造プロセスのデジタル化や効率化を提案し「日本のモノづくり」に貢献するため2019年に宇都宮にエンジニアリング拠点を開設しました。
エンジニアリングサービスとして、

  • セキュリティ対策の整った環境下での設計・解析・開発支援
  • 豊富な製品知識と経験に基づいた質の高い人材教育・トレーニング
  • 高性能3Dプリンタによる造形サービスを提供しています。

<様々な開発内容とセキュリティに対応した開発設備・サービス>

セキュリティ対策が整備されたエンジアリングルームで、受託モデリング(作図業務・冶具設計など)、CAE解析業務(有限要素法解析、粒子法解析、機構解析、1DCAEなど)の他、CATIAマクロ開発・CAAプログラム開発を行っています。

<質の高い人材教育と現場のコンサルティング>

経験豊富な講師による、独自に開発した資料を織り交ぜた各種セミナー、CATIA教育/プログラミング教育、昨今注目されているAIの教育などを提供しています。

<モノづくりのノウハウを生かした3Dプリンタサービス>

モノづくりのエキスパート、ファソテックが3Dプリントのノウハウを生かし、造形に関するご要望をヒアリングしたうえで、造形をおこない納品しています。
また、3Dプリンタの導入を検討しているお客さまに、実機をご覧いただくためショールームを完備しています。特に金属3Dプリンタ(METAL X)は、本体以外に付属機器のウォッシャーとシンター(焼結炉)も揃えており、稼働環境を一目でご確認いただけます。

今後の展開

  近年のITの飛躍的な進歩によりお客様のご要求がより高度になってきました。当社は創業当時から培ってきた3Dデジタルデータの有効活用、ノウハウを中心としたサービス事業を展開してまいります。これまでの製造業のお客様への3Dデジタルデータに関連するソリューション開発等のサービス事業を強化していき、お客様がより「成果」をあげていただくためのご支援を提供してまいります。