高齢化社会を迎え、認知症の人数は増加の一途を辿っており、2030年には500万人を超えると推定されています。また、徐々に人口減少が進行している中、介護人材の不足が大きな問題となっており、介護現場の生産性向上による労働環境の改善は喫緊の課題です。

本交流会では、介護現場の現状やテクノロジーの活用情報を紹介するとともに、介護と人材に関するパネルディスカッションやポスターセッションを行い、事例紹介や情報交換の機会を設け、産学融合によるイノベーションの促進を目指します。

日時

令和7年3月3日(月) 13:00~17:00(12:30受付開始)

会場

千葉大学 工学系総合研究棟2 2階「コンファレンスルーム」
(千葉市稲毛区弥生町1-33 千葉大学西千葉キャンパス内)
 ※千葉大学西千葉キャンパスマップはこちら ⇒ 西千葉キャンパスマップ(PDF)

内容

■講演の部(13:00~15:10)

【基調講演1】13:00~
「介護サービス事業者の経営課題」
[講師]日高 慎二 氏 / 社会福祉法人生活クラブ 事業本部 人事広報部 部長/特定社会保険労務士
【基調講演2】13:30~
「介護現場におけるICTの活用状況」
[講師]田村 孝司 氏 / 社会福祉法人善光会 サンタフェ総合研究室
【講演1】14:05~
「介護を三位一体(臨床・研究・教育)で考える-2年間のケアリハの実践報告-」
[講師]阿部 将之 氏 / 千葉大学フロンティア医工学センター 特別研究員
【講演2】14:25~
「介護業界の採用事情」
[講師]田北 真一 氏/ 株式会社マイナビ メディカル事業本部 メディカル福祉介護事業統括部 統括部長
【講演3】14:45~
「大学主導型・産官学民連携のリビングラボ紹介」
[講師]中山 誠健 氏 / 千葉大学予防医学センター 特任准教授/博士(工学)

■パネルディスカッションの部(15:10~16:00)

 「人財×介護DX~介護現場の未来を考える~」
 [モデレーター]中山 誠健 氏
 [登壇者]兪 文偉 氏 / 千葉大学フロンティア医工学センター 教授/博士(工学、医学)、日高 慎二 氏、田村 孝司 氏、阿部 将之 氏、田北 真一 氏

■ポスターセッションの部(16:00~17:00)

(1)「心弾道図による心拍・血圧測定」
 楊 天羿 氏 / 千葉大学融合理工学府
(2)「ミリ波レーダによる嚥下回数の検出」
 楳澤 勇希 氏 / 千葉大学融合理工学府
(3)「ミリ波レーダによる心拍の検出」
 袁 海杭 氏 / 千葉大学融合理工学府
(4)「身体拘束軽減に向けた臨床における接触検知システムの使用評価」
 前田 芙美 氏 / 千葉大学大学院看護学研究科
(5)「認知症高齢者ケア支援のための脱衣・弄便行為検知センサの開発に向けた精度向上のための改良」
 井上 真緒 氏 / 千葉大学大学院看護学研究科
(6)「自社介護用製品の展示と体験」
 篠田 雄一 氏 / 株式会社三恵
(7)「病院における認知症フレンドリーデザイン」
 岡本 聡美 氏 / 千葉大学大学院看護学研究科
(8)「日本の急性期病院の高齢患者、家族介護者、看護師における在宅介護ロボットに対する認識:横断的研究」
 犬山 彩乃 氏 / 千葉大学大学院看護学研究院 特任教授
(9)「レビー小体型認知症のケアガイド」
 湯本 晶代 氏 / 千葉大学大学院看護学研究院 助教

参加費

無料

申込方法

1.申込フォームから申し込む
  ⇒リンク先の[参加申込フォーム]から必要事項をご記入の上、お申込みください。

*申込期限:令和7年2月28日(金)

主催

公益財団法人千葉市産業振興財団

共催

千葉大学大学院看護学研究院千葉大学フロンティア医工学センター千葉大学学術研究・イノベーション推進機構

協力

特定非営利活動法人認知症介護イノベーションコンソシアムCHIBA

問合わせ先

[問い合わせ先]
公益財団法人千葉市産業振興財団 産業創造課
〒260-0013 千葉県千葉市中央区中央2-5-1 千葉中央ツインビル2号館8階
TEL:043-201-9506 FAX:043-201-9507
E-mail:sangyosozo@chibashi-sangyo.or.jp(@マークを半角にしてメールをお送りください)