高齢化社会を迎え、認知症の人数は増加の一途を辿っており、2025年には700万人に達すると推定されています。コロナ前の日常が徐々に戻りつつある中で、介護関連機器の開発にあたっては、現場の声を聴きながら進めていくことの重要性が再認識されています。
本交流会では、全員参画型開発(コ・デザイン)を用いた製品開発活動を紹介し、大学等研究者・介護事業者・製品開発事業者らによる講演やポスターセッションをとおして、開発事例の紹介や情報交換の機会を設け、産学融合によるイノベーションの促進を目指します。

日時

令和6年3月5日(日) 13:30~16:30

会場

千葉大学 工学系総合研究棟2 2階「コンファレンスルーム」
(千葉市稲毛区弥生町1-33 千葉大学西千葉キャンパス内)
 ※千葉大学西千葉キャンパスマップはこちら ⇒ 西千葉キャンパスマップ(PDF)

内容(予定)

■講演の部(13:00~15:15)

【基調講演1】13:05~
「コ・デザインの事例等」
[講師]松本 有 氏 / 株式会社フォルム 代表取締役社長
【基調講演2】13:35~
「介護現場のロボット利用の経験からコ・デザインを考える」
[講師]尾林 和子 氏 / 社会福祉法人東京聖新会 理事/特別養護老人ホームフローラ田無 施設長/老人保健施設ハートフル田無 副施設長/一般社団法人UAアーク 特別研究員/日本福祉大学福祉経営学部 教授
【講演1】14:15~
「介護・医療施設での協働型ロボット活用事例について」
[講師]飯塚 徹 氏 / JUKIプロサーブ株式会社 事業開発部 部長
【講演2】14:30~
「協働による自律走行型ロボット実証研究者の立場から」
[講師]岡田 忍 氏 / 千葉大学大学院看護学研究院 先端実践看護学研究部門 高度実践看護学講座 教授
【講演3】14:45~
「とことん当事者視点で「気持ちよく出す」ことを叶える実践」
[講師]榊原 千秋 氏 / 合同会社プラスぽぽぽ 代表社員/うんこ文化センターおまかせうんチッチ 代表
【講演4】15:00~
「ヘルスケア機器デザインの事例について」
[講師]中山 誠健 氏 / 千葉大学予防医学センター 特任准教授/博士(工学)

■ポスターセッションの部(15:20~16:50)

【基礎調査部門】
(1)「認知症の生活障害の知識構造化と暗黒知の導出」
 石坂 晴奈 氏 / 千葉大学大学院看護学研究科
(2)「AIを活用した閾値化せん妄の予測」
 澤田 幸穂 氏 / 千葉大学大学院看護学研究科
(3)「非接触型睡眠計を活用した認知症高齢者の生活リズムの改善」
 周 璐 氏 / 千葉大学大学院看護学研究科
【研究開発部門】
(4)「心弾道図による心拍・血圧測定」
 ~日常生活におけるバイタルサインモニタリングの可能性~
 楊 天羿 氏 / 千葉大学融合理工学府
(5)「自己抜去の検出について」
 雨宮 歩 氏 / 千葉大学大学院看護学研究科
(6)「高齢者みまもりシステム」
 明石 貴靖 氏 / 株式会社ナカヨ 情報技術研究センター 課長
(7)「らくらく介護記録」
 黒飛 孝治 氏 / 株式会社ナカヨ 情報技術研究センター 課長
(8)「遠隔服薬サポートシステム「かれん」」
 伊澤 龍太 氏 / リードエンジニアリング株式会社

参加費

無料

申込方法(受付を締め切りました)

1.申込フォームから申し込む
  ⇒リンク先の[参加申込フォーム]から必要事項をご記入の上、お申込みください。

2.申込用紙で申し込む
  ⇒申込用紙(Word)をダウンロードして必要事項をご記入の上、下段[問合わせ先]を参照し、電子メール又はFAXでお申し込みください。

*申込期限:令和6年3月1日(金)

主催

公益財団法人千葉市産業振興財団

共催

千葉大学大学院看護学研究院千葉大学フロンティア医工学センター千葉大学学術研究・イノベーション推進機構

協力

特定非営利活動法人認知症介護イノベーションコンソシアムCHIBA

問合わせ先

[問い合わせ先]
公益財団法人千葉市産業振興財団 産業創造課
〒260-0013 千葉県千葉市中央区中央2-5-1 千葉中央ツインビル2号館8階
TEL:043-201-9506 FAX:043-201-9507
E-mail:sangyosozo@chibashi-sangyo.or.jp(@マークを半角にしてメールをお送りください)