■『ベンチャー・カップCHIBA』とは・・・
千葉市発の新たなビジネスの創出を目指して、(公財)千葉市産業振興財団が、平成14年度から中小・ベンチャー企業支援の一環として実施しているビジネスプランコンテストです。事業者、創業者から新規性・独創性に富み実現性のある事業プランや技術を公募し、優秀なものには賞金を授与するとともに、当財団の各種支援事業を積極的に活用して事業化を促進します。
今回は、当財団の設立10周年を記念するとともに第10回の開催を迎え、これまでの「一般部門」に加え、新たに「学生部門」、「コミュニティビジネス部門」を設けて実施しました。
平成23年11月16日、財団法人千葉市産業振興財団設立10周年記念 第10回『ベンチャー・カップCHIBA』ビジネスプラン発表会"が開催され、一般部門24件の応募企業から第1次審査(書類審査)および第2次審査(プレゼンテーションと質疑応答)を勝ち抜いた5社がプレゼンテーションを行いました。
一般部門の発表に続いて、学生部門グランプリ、コミュニティビジネス部門コミュニティビジネス賞を獲得したプランの発表が行われました。 会場には、ベンチャーキャピタル、銀行、証券会社をはじめとして、各種企業等の関係者171人が、投資先やビジネスパートナーを求めて集まりました。
審査の結果、一般部門グランプリには株式会社オーエックスエンジニアリング(代表取締役社長 石井重行)が選ばれ、当財団理事長より表彰の楯と副賞50万円が授与されました。

第10回『ベンチャー・カップCHIBA』受賞者
財団法人千葉市産業振興財団設立10周年記念
第10回『ベンチャー・カップCHIBA』発表会(最終審査会) 審査結果
※敬称略
【一般部門】
賞 | 企業名・代表者名 | ビジネスプラン名 | 所在地等 |
---|---|---|---|
グランプリ (副賞50万円) | 株式会社オーエックスエンジニアリング 代表取締役社長 石井 重行 | 「着脱容易な電動ユニットを装備した電動手動兼用車いす」をテーマとし、コンパクトで軽量な電動車いすを目指す | 千葉市若葉区中田町2186-1 TEL:043-228-0777 http://www.oxgroup.co.jp/ |
準グランプリ | 株式会社有備 代表取締役 飯高 芳之 | 災害に備える「防災トイレ」の開発・製造・販売 | 千葉市花見川区千種町215-23 TEL:043-445-7667 http://www.u-bi.jp/ |
優秀賞 (副賞10万円) | 共立化成株式会社 代表取締役 野村 進一 | 処理困難な産業廃棄物(廃油等)のリサイクル推進による環境負荷の低減とCO2削減プラン | 市原市古市場231 TEL:0436-41-1552 http://www.kyouritsukasei.co.jp/ |
株式会社ワイアンドケイ企画 代表取締役 清水 康史 | 水撃現象を応用したアオコ等に関する処理システム事業 | 千葉市美浜区高洲3-14-1-5F TEL:043-279-4262 http://yandk.co.jp/ | |
CMS株式会社 代表取締役 曽根 藤昭 | スマート(次世代)ホームページの製作と運用サービスの提供 | 千葉市中央区新田町10-1-1F TEL:043-302-1850 http://www.officeman.jp/ |
【学生部門】
賞 | 企業名・代表者名 | ビジネスプラン名 | 所在地等 |
---|---|---|---|
グランプリ | 千葉工業大学 宇井吉美(株式会社aba 代表取締役) | 不快感ゼロ。継続費ゼロ。高齢者と介護者のための非接触型尿検知器の製造販売 | 習志野市津田沼3-10-23-B-105 TEL:090-8310-1066 E-MAIL:for.whom.because@gmail.com |
【コミュニティビジネス部門】
賞 | 企業名・代表者名 | ビジネスプラン名 | 所在地等 |
---|---|---|---|
コミュニティビジネス賞 | 特定非営利活動法人ちば地域再生リサーチ | ニュータウンにおける暮らし・活動の包括的サポート・活性化事業 | 千葉市美浜区高洲2-3-14 TEL:043-245-1208 http://cr3.jp/ |
奨励賞 | 特定非営利活動法人たすけあいサポートアイアイ | 階段昇降サポート事業 | 千葉市美浜区高浜5-1-1-101 TEL:043-277-2852 http://tasukeaiai2009.blog91.fc2.com/ |
【一般部門】
ビジネスプラン概要
◆グランプリ(副賞50万円)
株式会社オーエックスエンジニアリング 代表取締役社長 石井 重行
『「着脱容易な電動ユニットを装備した電動手動兼用車いす」をテーマとし、
コンパクトで軽量な電動車いすを目指す』
当社で培った「軽く、漕ぎやすく、疲れにくい手動車いす」の技術と、車いす本体・バッテリーBOX・駆動ユニットに3分割した、「新発想の着脱式小径車輪電動ユニット」の組み合わせにより、着脱を容易とする全く新しい電動車いすの提案です。開発コンセプトを次の3点としました。
1)軽量化・(介護者の負担軽減):電動ユニットを簡単に着脱できることで、車載時の重量負担が軽減される。これにより車載時等の取り扱いが容易になり、介助者の負担が軽減されます。 また、持ち運びが便利になることで使用者の行動範囲も広がり、社会参加・自立への手助けとなります。
2)電動・手動兼用車:電動ユニットを取り外して手動用の車輪を装着することで、手動車いすとしても使用できる構造とします。手動の状態では、手動専用の車いすと遜色ない機能・性能を目指します。座席には当社独自の張りベルトを用いたシーティング機構を採用し、安定した座位を実現します。

3)費用負担の軽減:使用者の体調や使用環境により、電動・手動の選択が可能である事から、今まで2台の車いすを使用していたものが1台で兼用できます。
これにより、車いすの保管場所や持運びの問題を改善できます。また、子供の成長に伴い今までは車いす全体を買い替える必要がありましたが、今回はフレーム等の部品を代えることで「成長対応」が可能となるので、ユーザーおよび行政の負担は1/3に軽減されます。
◆準グランプリ(副賞30万円)
株式会社有備 代表取締役 飯高 芳之
『災害に備える「防災トイレ」の開発・製造・販売』
●ハイブリッドTFトイレ「プレパレス」
普段使い慣れている水洗トイレが、災害時に便器の底の蓋をはずすだけで、簡単・瞬時に災害用トイレ(汲み取り式)に切り替わり、インフラ復旧後に蓋を戻せば、簡単・瞬時に従来どおりの水洗トイレに戻せます。非常用便槽に溜まった汚物は、災害復旧の妨げにならない時期に、専門業者による洗浄・消毒を行います。災害時にトイレ環境の変化を最小限に抑えた「究極の防災トイレ」です。

●多機能型防災倉庫レスキュートランク「震之助」
通常時は防災用具備蓄倉庫として使用し、災害時には床下(便槽)に格納されたトイレキットを取り出してセットするだけで、簡単に災害用トイレ(汲み取り式)として使用できます。間仕切りの設営とトイレキットの組み立てに工具は不要で、手で行えます。ソーラーシステムで室内照明を確保しています。災害時使用後の洗浄・消毒は専門業者が行います。プライバシーが守られるなど、お年寄りや女性など弱者に配慮した「倉庫兼用の防災トイレ」です。
◆優秀賞(副賞10万円)
共立化成株式会社 代表取締役 野村 進一
『処理困難な産業廃棄物(廃油等)のリサイクル推進による
環境負荷の低減とCO2削減プラン』
今までリサイクルに向かなかった処理困難物の粗悪廃油や含油水については、使い道が無く直接焼却処分されていましたが、これまで培ったリサイクル処理技術を生かして新たにブレンド工場を立ち上げ再資源化に成功。具体的には、
1)大型の攪拌装置を加えたプラントを設置し、常温で流動性の低い油泥や固形状の廃油に希釈剤を加えることで新たにブレンド燃料を開発しました。
2)ブレンド燃料は、処理困難物の廃油等に20から30%の希釈剤と20から30%の含油水を混合、ユーザーの燃料に適合できるカロリー製品を提供し、代替え燃料や補助燃料としてコスト削減に寄与できます。
3)平成22年4月から稼働し、(平成20年3月4日、中小企業経営革新法承認)更なるリサイクルの推進、環境負荷の低減やCO2削減に寄与しています。

4)今年の9月から既存の施設に汚泥、廃酸、廃アルカリの処理業許可を追加、廃油以外の廃棄物についても取り込みを計画、更なるリサイクルの拡大を狙っています。
株式会社ワイアンドケイ企画 代表取締役 清水 康史
『水撃現象を応用したアオコ等に関する処理システム事業』
本システムは、水域環境の改善を図る目的で、環境への影響が少なく低コストで『アオコなどの微生物を破砕させることができる』 生命工学的考察から水撃圧の微生物処理への適応を考えたシステムです。 水撃現象を利用したこのシステムは、動力を用いることなく稼動させることができるので、実用化や大規模化も容易で、深刻化する水不足や水質汚染への対策の一助となり、かつCO2を排出することがない自然エネルギーを用いた環境にやさしいシステムでもあります。本システムにおけるサービスの新規性は、次のとおりです。
1)無動力(水撃)ポンプの応用無動力で作用する「水撃ポンプ」は昔からある技術ですが、水撃ポンプの構造を改造しアオコ等を破壊させるシステムに適応させたことが、新たな社会的価値を生み出すことになります。

2)ランニングコストが少ない。水撃ポンプは、動力や電気を使用することなく稼動することができるので、ランニングコストを安価に抑えることが可能です。
3)環境への影響が少ない。処理装置は、CO2を排出しません。さらに、アオコ等の細胞を破壊する際に、薬剤は使用しません。
CMS株式会社 代表取締役 曽根 藤昭
『スマート(次世代)ホームページの製作と運用サービスの提供』
本プランは、異なるWeb(URL)サイトを所有する上部組織と下部組織からなる企業グループ及び団体グループに対し、その異なるURL間での"更新記事の自動表示"とそれを効率良く表示するための「スライディングお知らせモジュール」との組み合わせを開発し販売を行うものです。主な内容としては、
1)当社が提案する商品は、【世界初】の機能をいくつも有していること。
2)その商品の主要搭載ソフト(アプリケーション)は、競合他社と比較して1年以上先行していること。
3)商品のソフトのコア部分を暗号化し、IT系取扱店を通じて全国に販売を行います。

当社の特長は、フリーソフトを活用して独自開発した、ベースとなるソフトを核に様々なアプリケーションを組み込んだHPを開発しています。独自の"便益の束"を作り上げる事でオリジナリティーを創出しています。
第10回『ベンチャーカップCHIBA』一般部門審査会委員長 講評 講評
審査委員
千葉大学 大学院工学研究科 教授 吉川 明彦 氏

吉川でございます。例年に従いまして簡単ですが、講評をさせていただきたいと思います。今日は、いつものように楽しいお話はできません。どちらかというとコメント的な事を、中心にお話しさせていただきます。
この設立10周年記念の『ベンチャー・カップCHIBA』に受賞されました皆様方にまずお祝い申し上げたいと思います。どうもおめでとうございます。
まず、優秀賞の共立化成株式会社様でございますが、廃油の処理ということで、独自のアイデアを提案されて、大きく展開されようとしているところで、非常に重要な技術であるというふうに思いました。私も、電気とか材料の方の専門でございますので、 おおかた理解できるのですが、もう少し、バックグラウンドにある理論とか、技術とか、新聞に出ているような内容だけでなく、上質の油と、処理困難な油とを混ぜると、どうなるのか。また、水を加えてCO2が削減するということですね。 私はお酒呑みなので、水割り10杯呑むのと、ロックを10杯呑むのとでは、あとで血中濃度が違うのかもしれませんが、採ったアルコールは同じなのにと。どうして、CO2が削減されるのか?その辺をご説明いただくと、ひょっとするともうちょっと高い賞になったかもしれないと思いました。これは大変重要な仕事だと思います。どうぞ今後も頑張ってください。
次に、株式会社ワイアンドケイ企画様でございますが、私はいろいろなところでこの計画を聞いておりますので、そのことも含めてちょっと私個人の意見を述べさせていただきます。私はたまにサイクリングをしてですね、印旛沼とか新川とか利根川まで行ったりすることもあるんですけれど、 水が非常に汚くて、特に手賀沼とかは、日本で1,2位を競う汚い沼が千葉県にあるということで、非常に残念に思っております。このワイアンドケイ企画の技術は、非常に重要な技術だと思います。ただ私の立場から見ますと、永久運転できるとおっしゃっていられますけれども、例えば手賀沼とか、印旛沼にどうやって設置するのか、また、処理したアオコを、そのあとどう処理するのか。 全体のシステムが以前から伺っているのと、変わっていないかなと思われます。水質環境の点からもとても重要なことだと思います。ぜひ頑張っていただきたいです。印旛沼とか、手賀沼とかすぐにも設置し、実際に実行力を示して、成果を出せば皆さんが納得してくれると、私は思っております。
それから、CMS株式会社様でございます。私は専門外なのですが、世界初であるとか、先行性があるということで言われております。それはよろしいことかと思います。コメント的な事を申し上げさせていただきます。まず、スマートホームページというものを商品にかえて今回はこの『ベンチャー・カップCHIBA』に挑戦されています。それで実は第2次審査の時にも思ったのですが、 プレゼンテーションのマテリアルがちょっと悪すぎると思うんです。これまでもデザイン関係とか、デザイン関係のホームページを創るような方々が『ベンチャー・カップCHIBA』に結構応募されていました。かなり頻繁にその方々のプレゼンのマテリアルが一般の方より悪いのはどうしてかな、と。これはですね、アドバイスと言いましょうか、激励の意味で。 しかも、千葉市産業振興財団のベンチャーの建物(インキュベート施設)で、発表会に向けてマネージャーというのは何をされているのか、本当にそれは伺いたい。これはですね、2回目の時まではしょうがない。実は以前にも、グランプリとった方がですね、2次のプレゼンの時にはとてもひどいなと思ったのですが、この本番ではきちっとされておりました。二度の審査を通過したことは評価しますが、 商品がHPを創ることだとすると、どんなに高いレベルだとしてもそれを訴える力として、プレゼンを商品と思ってやっていただければ、よりよかったと思います。すいませんちょっと生意気だったかもしれません。
次に、準グランプリの有備様でございます。商品の必要性については申し上げるまでもないと思います。中国に行くことの多い私個人の意見といいますか、感じで申し上げますと、最近の日本の公共のトイレは、とても汚いく、悪臭もすごいんです。ところがですね、中国の天津にいっていたんですが、公共のトイレもピカピカです。大理石が敷いてありました。豪華である必要はありませんが、清潔である必要はあると思います。 さてこの、有備様のプランですが、今回の発表で、まず機能面について、特許でもう他の人が入り込むことはできませんよということだけで、どういう特徴があるのかわかりづらかったように思います。日常に使って、震災時にも使えるのか、震災の時だけ使うのか、特徴といいましょうか、トイレなので、それだからこそきれいであるとか、あるいは例えば市場にあるような鉄の箱みたいなのか、そんなところを教えていただきたかったです。 それともうひとつ、デザインですね。もうちょっと、見た目もいいものの方が良いのではないかなと、個人的には思います。それだけお金がかかるかもしれませんが、普段使わないようなもの、あるいは「震之助」という製品についても同様にですね。そういう点も今後は、工夫していただくとありがたいなと思います。ただプレゼンテーションは非常にうまくいったと思います。これからもどうか頑張っていただきたいと思います。
それから、グランプリの株式会社オーエックスエンジニアリングの石井様でございます。私はこの会社は以前からマスコミとかで存じ上げておりましたので、前回の2次審査の時に初めて、ご本人を目の前に拝見いたしまして、大変迫力のあるプレゼンテーションだと感じました。審査員もこぞってこれはすごいなというふうに思ったと思います。しかしながら、今日は審査委員会を代表し、あえて申し上げさせていただきます。 今日のプレゼンテーションの内容は残念です。まず冒頭で、何を商品にしているのか一切言いませんでした。これは私が察するに、プロトタイプができたので、それを見せたい一心で言いそびれた、あるいはお忙しい為か、プレゼンに少し手を入れたためにですね、順番とかが違っておって、何を、どういったものを売ろうとしているのかを、一切言わなかったかと。それが見ているうちに分かりましたけど。 でも私たち審査員は、2次審査をし、資料を拝見させていいただいておりますので、今回の結果をつけたのではないかと思います。ご自身の体験にて、企画、構想、設計、そして特徴あるものを生み出していく、これは大変素晴らしいことだと思います。その点で今回の受賞者の中でも抜きんでておりました。今後ますますご発展されると期待しております。
それ以外にも、たくさん優秀な発表はありました。数が限られておりますので、このような結果になりました。 今日の受賞者の方大変おめでとうございます。ますますのご発展を祈念しております。簡単ですが、講評を述べさせていただきました。
【学生部門】
ビジネスプラン概要
◆グランプリ(副賞30万円)
千葉工業大学 宇井 吉美 (株式会社aba 代表取締役)
『不快感ゼロ。継続費ゼロ。高齢者と介護者のための非接触型尿検知器の製造販売』込めて~
私たちは、高齢者と介護者のための尿検知器を開発しました。
寝たきりの高齢者は、自分の排泄を自力で行うことができません。そのため排泄時のおむつ替えは家族や介護士が行わなくてはなりません。また介護施設では、排泄状況を介護士自ら記録しチェックしています。しかしおむつ交換を数時間おきにする際にチェックするだけなので、精巧なデータを取るのは難しいのが現状です。
この状況を打破すべく、私たちは高齢者と介護者のための尿検知器を開発しました。従来の製品は濡れセンサが尿と接触することで検知を可能としています。そのため高齢者は機器に接触する機会が多く、不快感を抱く原因となっていました。しかし私たちの商品は、尿のにおいを検知します。そのためセンサ部が直接肌に接触する必要がありません。
センサ部はベッド内部に埋め込まれるため、検知に関する高齢者の不快感はゼロです

更にこの尿検知器には使い捨てる部分がありません。従来製品はセンサがおむつに埋め込まれているため、毎回センサ入りのおむつを捨てなければなりません。しかしこの尿検知器ならば初期費用のみ払えばユーザーに継続してご使用いただけます。これまでの問題として高齢者の負担となっていた不快感や介護者の負担となっていた継続費は最小限に抑えました。 この尿検知器を使い、高齢者は機械を身にまとう事なく清潔な環境を保つ事ができます。介護士は排泄の記録づけにお使いいただけます。在宅介護ではおむつ交換のタイミングを図るために役立てていただけます。
おむつ替えから食事介護まで機械がその全てを担うこともできます。けれど私たちは「あくまで介護者のヘルプマンである」というスタンスを事業理念とし、貫いていきたいと思います。
【コミュニティビジネス部門】
ビジネスプラン概要
◆コミュニティビジネス賞(副賞10万円)
特定非営利活動法人ちば地域再生リサーチ
『ニュータウンにおける暮らし・活動の包括的サポート・活性化事業』
海浜ニュータウンにおいて、NPOと地元住民が協働でリフォームサービスを実施することで、暮らしやすい住まいの実現を目指します。

◆奨励賞(副賞5万円)
特定非営利活動法人たすけあいサポートアイアイ
『階段昇降サポート事業』
自力で階段の昇降ができない方に車いすタイプの階段昇降機(ドイツ製スカラモービル)を使って階段昇降をサポートします。通院や通所を支援してできるだけ住み慣れた地域で在宅での生活を続けていただくこと、そして冠婚葬祭や季節のお出かけなどを支援してその人らしい生活を支えていきます。

第10回『ベンチャー・カップCHIBA』にご協力をいただきました審査委員の皆様(50音順、敬称略)
【一般部門】
○第1次審査及び2次審査を担当
株式会社千葉銀行 法人営業部 部長:太田 雅美
国立大学法人千葉大学
産学連携・知的財産機構 副機構長:北村 孝司
野村證券株式会社 千葉支店 支店長 :粉川 義弘
JFEテクノリサーチ株式会社
分析ソリューション本部(千葉) 本部長 :坂田 敬
千葉信用金庫 地域推進部 部長 :鈴木 大生
トーマツベンチャーサポート(株) 取締役 :野崎 茂男
トーマツベンチャーサポート(株) :佐々田 博信
(株)ジャフコ 開発投資運用本部
開発投資運用一部長 :宮本 茂
千葉工業大学 情報科学部情報工学科 准教授 :山口 智
(財)千葉市産業振興財団 常務理事 :山田 義明
○3次審査及び発表会での最終審査を担当
千葉商工会議所 会頭 :石井 俊昭
丸金印刷株式会社 代表取締役社長:川合 榮子
株式会社ファソテック 相談役:長見 茂
公認会計士前原事務所 所長:前原 東二
国立大学法人千葉大学
大学院工学研究科 教授:吉川 明彦
公益財団法人千葉市産業振興財団 理事長:西牟田 勲
※トーマツベンチャーサポート(株)野崎委員は第1次審査会のみ担当し、 第2次審査会については同社佐々田委員が担当。
【学生部門】
○第1次審査及び第2次審査を担当
千葉大学 副学長:山本 恵司
千葉大学
産学連携・知的財産機構 特任准教授:片桐 大輔
○2次審査会のみを担当
旭ダイヤモンド工業(株)代表取締役社長:川嶋 一夫
株式会社OCL 代表取締役:四ツ柳 茂樹
公益財団法人千葉市産業振興財団
チーフマネージャー:福田 文二郎
公益財団法人千葉市産業振興財団
インキュベーションマネージャー:長 博連
《コミュニティビジネス部門》
◆千葉市コミュニティビジネスモデルプラン選定委員会による審査
特定非営利活動法人千葉開業支援センター 理事 :長谷川 剛
千葉商工会議所 中小企業振興部 産業振興課 :上田 稀惠
千葉市コミュニティビジネス推進協議会 理事長
(特定非営利活動法人千葉まちづくりサポートセンター 副代表) :栗原 裕治
特定非営利活動法人ちば地域再生リサーチ 事務局長 :鈴木 雅之
広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会 幹事
(特定非営利活動法人Mystyle@こだいら 代表理事) :竹内 千寿恵
特定非営利活動法人ちば市民活動・市民事業サポートクラブ 代表理事 :牧野 昌子
(株)日本政策金融公庫 千葉支店 国民生活事業 融資第二課長 :前田 浩志
(財)千葉市産業振興財団 チーフマネージャー :福田 文二郎
来場者数
発表会:171人 交流会:127人
共催・協賛・後援団体
【主催】 | 公益財団法人千葉市産業振興財団 |
【共催】 | ベンチャークラブちば、千葉大学経済人倶楽部「絆」 |
【協賛】 | 株式会社千葉銀行、コラボ産学官千葉支部(事務局:千葉信用金庫) |
【後援】 | 総務省関東総合通信局、経済産業省関東経済産業局、千葉県、千葉市、千葉商工会議所、千葉産業人クラブ、千葉県経済同友会、千葉大学、千葉工業大学、東京情報大学、千葉経済大学、淑徳大学、株式会社日本政策金融公庫千葉支店、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構千葉支部千葉職業能力開発促進センター、千葉県信用保証協会、公益財団法人千葉県産業振興センター、一般社団法人千葉県商工会議所連合会、千葉県商工会連合会、千葉県中小企業団体中央会、一般社団法人千葉県発明協会、公益社団法人千葉県情報サービス産業協会、公益財団法人ひまわりベンチャー育成基金、JFEテクノリサーチ株式会社、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)千葉貿易情報センター |